2011年3月16日水曜日

聴覚障害者を支援する方たちへ(和歌山県HPより)

和歌山県HP:地震が起きた時の対応より転載)

支援する方たちへ

手話ができなくても大丈夫です
聴覚に障害のある方には、手話を主なコミュニケーションの手段としている方(ろうあ者)と中途失聴者のように相手の言うことは筆談でという方がいます。
ろうあ者に正確に情報を伝えるには、手話通訳が必要ですが、手話ができなくても、様々な工夫で情報を伝えることができます。大切なのは情報を伝えるという心です。正面から口をやや大きく動かし、ゆっくりと話せば理解できる人もいます。筆談で文字や絵を組み合わせ、相手の意志を確認しながら伝えることで正確に伝えることができます。

情報の伝達
周辺で災害が発生しそうな時、行政から避難の指示が出された時、ラジオやテレビで警報が発令された時などには、何が起こっていてどう行動するように言われているかをわかりやすくメモに書いてわたすなど、緊急情報を知らせるようにしましょう。

安否の確認
地震がおさまったら、必ず安否の確認とともに情報が正確に伝わっているかを確認しましょう。

避難所では
避難所などでは様々な情報が伝えられますが、その情報を文字に書いて伝えるようにしましょう。なるべく速く、避難所にFAXを備え付けてください。FAXが使えない時に、聴覚に障害のある方が知人などに連絡をとりたいとき、内容を紙に書いてもらい電話などで代行して伝えるようにしましょう。

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