2011年3月17日木曜日

災害に関するメールについての皆様へのお願い

全日本ろうあ連盟HPより転載)

震災に関していろいろな内容のメールが流れていますが、
これらのメールの情報に惑わされないように落ち着いて行動してください。

救援中央本部では信頼できる情報のみを掲載していますので、
必ず救援中央本部のホームページを確認してくださるようお願いします。

また、皆様の携帯やパソコンに届いた震災に関するメールを
むやみに他人に転送するようなことはしないでくださるようお願いします。

被災された聴覚障害者で高齢などの理由で施設での保護が必要な方について

淡路ふくろうの郷が加盟している「全国聴覚高齢者福祉施設協議会」(窓口…埼玉県毛呂山町にある「ななふく苑」永井紀世彦施設長)が、今回の震災で被災した施設での保護の必要な高齢など聴覚高齢者の入所を受け入れる準備を進めています。下記までご連絡ください。

東日本大震災聴覚障害救援中央本部 災害伝言板

災害用伝言板

文字情報で登録できる伝言板です。
Google社の災害用特別サイトより)

全日ろう連地震対策本部および各加盟団体の動き・連絡状況

随時更新されています。

全日ろう連地震対策本部および各加盟団体の動き・連絡状況
http://www.jfd.or.jp/tohoku-eq2011/tohoku-timeline

計画停電に関する情報提供について

地域の交渉の参考になさってください。
(全日本ろうあ連盟のHPより転載)

計画停電に関する情報提供について東京都練馬区聴覚障害者協会からの報告です(地域の交渉の参考に):3月15日(火)に「聴覚障害者への対応についての要望」を提出した結果、総合福祉事務所から当該地域に住んでいる聴覚障害者へ、計画停電の情報収集方法について案内のFAXが流れました。

救援物資の受付(兵庫県)

兵庫県災害対策支援本部 県民窓口班HPより転載)

救援物資の受付

【個人の皆さまへ】
今回の東北地方太平洋沖地震により被災された方々の寒さ対策のため、県民の皆さまから防寒着のご支援を募集します。

・募集している防寒着について
コート、ジャンパー等の防寒着(新品・新古品に限ります)
*混乱を避けるため、今回の受付は防寒着のみとし、古着の受付は行っていません。
・物資受付場所
防寒着を以下までお送りください。当方で取りまとめのうえ、被災地へお届けします。
〒673-0515 三木市志染町三津田1708
兵庫県立三木総合防災公園陸上競技場
地図はこちら (PDF/238KB)
・募集期間
平成23年3月17日(木)~3月24日(木) *必着でお願いします。
現地での受付は、9:00~17:00となっています

総合受付窓口

 兵庫県災害対策支援本部 県民窓口班
TEL:078-362-9898 (9:00~18:00。当分の間、土日祝も対応)
FAX:078-362-9911

宮城県内の様子

全日本ろうあ連盟のHPより転載)


宮城県の宮澤典子さんから、県内の様子をおさめた写真を送っていただきました。
(クリックすると連盟のHPより写真が見られます)

「目で聴くテレビ」3月17日(木)の放送予定

3月17日(木)の「目で聴くテレビ」災害放送の予定をお知らせします。

午後2時から3時までと、午後6時から6時45分まで、NHK総合テレビの災害放送に手話と字幕を付けて、CS放送とインターネットで配信します。16日午後6時の放送より、視覚障害者対象に音声解説を付けています。CS放送でご視聴の方は、PIP機能を解除して、音声解説をご確認ください。

インターネット配信は、「目で聴くテレビ」ホームページのトップページ左側にあります「緊急災害放送」のボタンをクリックしていただければごらんになれます。

午後6時45分からは、CS放送とインターネット配信で、「目で聴くテレビ」オリジナル災害放送を、7時30分までお送りします。震災に関して各地から集まっている聴覚障害者関連の情報を、順番に紹介していきます。

なお、以上災害放送以外の予定されていた番組は、全て休止とさせていただきます。
明日もぜひ「目で聴くテレビ」の災害放送をごらんください。また、お知り合いの方にもお知らせください。

NHKの生字幕放送について

全日本ろうあ連盟のHPより転載)


NHKは以下のスケジュールで生字幕放送を行っています。

聴覚障がいの方はもちろん、避難所で多くの方で1台のテレビを見るとき、字幕の表示は役立つものと思っています。

また、音が出せない場所にあるテレビの視聴に役立つユニバーサルなサービスとして活躍しています。
ぜひ、「字幕ボタン」をオンにしてみてください。

NHKの生字幕放送

(1)おはよう日本7時台(全中) 7:00-7:55
(2)「あさイチ」内中断ニュース 9:00-9:10
※通常の5分間から10分間に拡大
(3)正午ニュース(全中)    12:00~12:55
(4)1300ニュース      13:00-14:00
(5)1700ニュース      17:00-18:00
(6)ニュース7         19:00-20:00
※放送時間が1時間以上でも、1時間で字幕は終了
(7)ニュースウオッチ9     21:00-22:00
※放送時間が1時間以上でも、1時間で字幕は終了

このほか、「あさイチ」にも字幕がつきます。

避難所等での聴覚障害者に対する支援のお願い(災害対策マニュアル)

全日本ろうあ連盟のHPより転載)


聴覚障害者とは?
情報とコミュニケーションにバリアがあります。

聴覚障害者は、見ただけではわかりにくい障害ですが、聞こえないために必要な情報が伝わらなかったり、日常の生活においても自分の言いたいことが伝わらず、緊急の情報からとり残されるなど、情報とコミュニケーションの様々なバリアがあります。

例えば、避難所でアナウンスが聞こえないために、食料や水の配給を受けられないことがあります。また、自分が聴覚障害者であることが周りにわかってもらえず、必要な情報を得られなかったり、周囲とコミュニケーションがうまくいかず、孤立してしまいがちです。
コミュニケーションは手話・筆談・ゆっくり話すなど、人によって様々です。
対応方法は?

避難所では本部や受付などに「聴覚障害者」や「手話」などのプラカードを掲げたり、プラカードを持って回って聴覚障害者がいるかどうか確認してください。

●避難所に聴覚障害者がいた場合は?
  • 避難所に聴覚障害者がいたら、県の災害対策本部や県の聴覚障害者団体や聴覚障害者情報センター、行政の福祉事務所などに連絡してください。
    加盟団体名簿
    聴覚障害者情報センター名簿
    (聴力障害者情報文化センターHP → 関係団体リンク → 聴覚障害者情報提供施設)
  • 聴覚障害者に、大きな声で話せば大丈夫か、手話、筆談のどちらが必要か、コミュニケーション方法を確認してください。
  • 避難所の担当や周りの人にも伝えて、食糧や水の配給など何かの放送があったらすぐに周りから筆談などで伝えるなど、サポートできるようにしてください。
  • 聴覚障害者本人に聴覚障害者であることが分かる目印(スカーフ、リボンなど)を付けてもらう方法もあります。その場合は必ず本人の了解を得てください。
  • 聴覚障害者は唇の動きだけでは正確に伝わりません。筆談や携帯のメール画面などを使ってみてください。特に、停電された暗闇では手話や筆談ができないので、手の届くところに懐中電灯などライトを確保してください。
●テレビ設置について
  • 避難所などには、テレビやラジオで地震などの情報が発信されているところがありますが、手話通訳や字幕がないと聴覚障害者は内容が全くわかりません。衛星放送のCS統一機構「目で聴くテレビ」では聴覚障害者のために手話、字幕による放送を行っていますので、避難所に聴覚障害者用情報受信装置(CS放送受信機)「アイドラゴンⅢ」を設置してください。アイドラゴンⅢについての詳細はアイドラゴンカスタマセンター
●避難する必要が生じる地域では、あらかじめ隣近所に聴覚障害者がいるかどうか確認し、緊急放送などで避難勧告が出た場合は、知らせてください。

東日本大震災聴覚障害救援中央本部 災害伝言板

被災地の最新状況、聴覚障害者及びその関係者の安否情報、被災地の対策本部の動き、必要な救援物資、提供などについての情報はこちらへお寄せください。
寄せられた情報のうち、情報の提供が必要と思われるものはHP、またはブログなどにアップし、周知いたします。
https://www.jfd.or.jp/tohoku-eq2011/dengon